相続した空き家・マンション・田舎の土地が売れない！リスクと解決策は？

相続した不動産が、必ずしも活用や売却しやすい条件であるとは限りません。

活用できない・売れない空き家、マンション、田舎の土地は、所有しているだけでお金がかかるもの。本来、価値があるはずの不動産が「負動産」になってしまうこともあるのです。

相続した不動産が売れない3大要因

相続した不動産が売れない理由は、ほぼ次の3つに集約されます。もちろん次のうち1つだけでなく、複数の要因が重なっているケースも見られます。

1．古い

不動産を購入する人の多くは「見た目」と「耐震性」を気にします。

戸建てであれば更地にして再建築や土地活用もできますが、特にマンションは一定の築年数を超えると、急激に需要が落ちるものです。

1981年以前の旧耐震基準の建物は、耐震性が低く、見える場所のみならず見えない場所も劣化していると予想され、売れない大きな要因となってしまうのです。

2．立地が悪い

不動産の「状態」は売れない要因の1つになりますが、需要の高い一等地であれば、築年数や状態にかかわらずほぼ確実に売れます。それは「場所」に唯一無二の価値があるからです。

逆にいえば、立地次第では、どんなにその他の条件が良くても売れないことがあります。

3．訳アリ

相続物件はまず「売れる状態にする」までに高いハードルがあることも少なくありません。

トラブルや現状を打開したくても「誰がやるのか」「いつやるのか」「お金はどうするのか」ということが新たなハードルとなって、売れる状態とするまでに難航する相続物件も多くあります。

「売れないまま放置」はNG！相続空き家のリスク

売れないからといって、使用用途がない相続不動産を放置することはおすすめできません。そこには、次のようなリスクがあるからです。

固定資産税増税のリスク！維持費がかかりつづける

不動産は、ただ所有しているだけでお金がかかるものです。土地・戸建てであれば、固定資産税が。マンションであれば、加えて管理費や修繕積立金が徴収されます。

2015年に「空き家対策特別措置法」が施行されてから、空き家の放置によるリスクは一層高まりました。

自治体から管理不行き届きと判断された空き家は「特定空き家」に指定され、行政指導や行政命令の対象となります。その過程では、固定資産税が実質的に6倍となることも。最終的には強制的に撤去され、撤去にかかった費用を請求される「行政代執行」の可能性もあります。

「売れないし、とりあえず所有しておこう」

この判断が、取り返しのつかない損失につながるおそれがあるのです。

維持費だけじゃない！「加害者」になってしまう恐れも

人が住まない空き家は、予想以上のスピードで劣化が進んでしまうもの。近年、増加しているゲリラ豪雨や台風などにより、劣化した屋根や外壁が飛散して人や物を傷つけてしまう可能性も否めません。

安全性を高めるために修繕や定期的なメンテナンス、見回りをするとすれば、それなりに費用もかかってしまいます。

節税できなくなってしまうかも！

相続した不動産は、売却時に節税できる可能性があります。

まずは「取得費加算の特例」。この特例は、相続税の申告期限の翌日以後3年以内に該当不動産を売却した場合、納税した相続税の一部を取得費に加算することで、譲渡所得税を引き下げる効果があります。

また相続した空き家が旧耐震基準（1981年5月31日以前に建築）の建物であれば「相続空き家の3,000万円特別控除」が利用できる可能性も。こちらも譲渡所得を控除し、譲渡所得税を引き下げる効果が見込める制度です。ただこの制度にも「相続開始から3年後の年末」という期限があります。

「3年」は目安になりますが、相続から一定期間後の売却ではこれらの節税制度が適用外となりますのでご注意ください。

田舎・ボロボロ・訳アリ…こんな相続不動産もお任せください！

このような、売りたくても売れない相続不動産にお悩みの方は、ぜひ一度、不動産あんしん相談室にご相談ください。次のような弊社の“強み”により、弊社自身が買い取らせていただける可能性があります。

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相続不動産を売り出すにまで何らかの問題があっても、不動産あんしん相談室は全国の弁護士と提携しているため、諸問題やトラブルの解決からサポートさせていただけます。

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古い・汚い・間取りが悪い……このような不動産も、弊社ではリフォームも手掛けておりますので、生まれ変わらせて再販することができます。

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不動産あんしん相談室は、いわゆる「ややこしい」不動産専門の不動産会社。売却が難しい不動産を多く取り扱ってきましたので、どんな不動産でもその価値を見出し、販売するノウハウと実績が豊富です。

まとめ

人口減少と街のコンパクト化が進む日本。エリアや条件によっては、今後ますます不動産が売りにくくなることが推測されます。

不動産あんしん相談室では、どんなエリアでも、どんな状態でも、相続した不動産を買い取らせていただける可能性があります。売却を諦めている方も、どうぞお気軽にご相談ください。

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