家を「高く売る」こと、「早く売る」ことの両立は、簡単ではありません。基本的に高く売るには、ある程度時間がかかることを覚悟しなければならず、早く売るには価格面で妥協する必要があるからです。
とはいえ、高く、早く売りたいというのは多くの売主が目指すところであり、都合や事情により、できるだけ高く・できるだけ早く家を売らなければならないこともあるでしょう。
家を高く、早く売るには正しい相場・査定額を見極めることが大切
家を高く、早く売るには、まず正しい相場を知る必要があります。
不動産には定価がないため、売主が自由に価格をつけることが可能ですが、相場を上回る金額で売り出せばなかなか買い手がつかず、逆に安すぎる金額で売り出せば高く売れるチャンスを損なってしまいます。
正しい相場・査定額を知る方法
相場を知る方法は、次のようにいくつかあります。
- 不動産ポータルサイトで類似物件の売り出し価格を見る
- レインズ・マーケット・インフォメーションや土地総合情報システムなど実際の成約価格を基にした情報システムを閲覧する
- 不動産会社に査定を依頼する
この中でも、最も情報の精度が高いのは「3」の不動産会社に査定を依頼して知る査定額です。
ただし、不動産会社にも得手不得手があり、意図的に高い査定額を出して選んでもらおうとする不動産会社も一定数いるため、1社のみの査定額を鵜呑みにするのは避けたほうがいいでしょう。また、査定依頼の前に「1」や「2」の方法で、大まかな相場感をつけておくこともおすすめします。
競合物件と差別化できる施策を講じる
相場通りの価格で売り出したとしても、比較対象となる競合物件のほうが好条件で売り出されている場合、販売できるまでに時間がかかってしまいます。また、競合物件がなんらかの理由で相場を下回る金額で売り出していれば、こちらもある程度、値段を引き下げなければ売れない可能性もあります。
ただ、競合物件と差別化できる要素は「金額」だけではありません。次のような施策を講じることによって競合物件と差別化することで、高く、早く売れる可能性は高まります。
1.インスペクションを実施する
(出典:国土交通省)
インスペクションとは、建物の基礎や外壁など、建物の構造体力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分の劣化や不具合などの状況を把握するための調査を指します。検査するのは不動産会社ではなく、第三者機関の専門家です。
中古住宅を購入するなかで、買主は多かれ少なかれ次のような不安を感じています。
- 目に見えない部分で劣化が進行しているのではないか
- 申告な不具合が隠されているのではないだろうか
- 物件の状況などが要因で売主とトラブルにならないだろうか
インスペクションを入れることにより、このような買主の不安は一定程度、軽減します。「安心」であることは、中古物件における大きな付加価値となるため、買主の背中を押してくれる一助となり得ます。
2.瑕疵(かし)保険を付帯する
インスペクションの目的は、現状を把握することであり、売買後の安心のためのものではありません。売買時点の安心だけでなく、その後の安心を付帯するには「瑕疵(かし)保険(既存住宅瑕疵保険)」の加入が効果的です。
瑕疵保険に加入すれば、売買後に不具合や欠陥が見つかった場合も、補修費用などの保険金が支払われるため、買主の大きな安心につながります。
3.ハウスクリーニングする
見た目の良さは、やはり購入の大きな後押しとなります。とくに、経年劣化以上の汚れがある場合は、ハウスクリーニングをする価値は大きいといえるでしょう。
4.ステージングする
見た目を良くする施策の1つとして「ステージング」も挙げられます。
ステージングとは、販売中の物件をモデルルームやモデルハウスのように演出することを指します。ステージングは、中古住宅の取引がさかんな米国では一般的な売却手法です。
入札形式の不動産買取「あんしん買取net」で売却する
ここまでお伝えしてきた家を高く、早く売るための効果的な方法は「仲介」によって家を売却する場合に限られます。不動産の売り方は仲介の他に「不動産買取」があります。
不動産買取とは?
「仲介」とは、不動産会社に買主との間を仲立ちしてもらう取引方法を指します。
一方、「不動産買取」は、不動産会社が買主となる取引方法です。不動産会社は条件さえ合えばすぐに購入の是非を判断をするため、買主を探す手間や時間がかかりません。また、不動産買取であれば、基本的に修繕やクリーニングなどをする必要はなく、現状のまま手放せます。
不動産買取のデメリット
「早く売る」ことにおいて、不動産買取は非常に効果的な売却方法です。しかし、不動産買取には欠点があります。それは、価格。不動産買取では、仲介で売る場合の7〜8割の金額で取引されるのが一般的です。
入札形式なら早く、高く売れる可能性がある
早く売れる、だけど高く売ることが難しい不動産買取ですが「入札形式」で買い取ってくれる不動産会社を募ることで、不動産買取のデメリットはある程度、解消できます。入札形式であれば、最も高い金額で買い取ってくれる不動産会社を選べるからです。
入札形式の不動産買取「あんしん買取net」は、さまざまなご事情を抱える中で、なんとか早く、高く売ることはできないだろうか……というご相談者さまの希望や想いから誕生しました。当相談室は、不動産に関するトラブルの解決を目的とした一般社団法人です。次のように、売りにくいとされる不動産も対応可能です。
- 共有持分のみ
- 借地
- 借家
あんしん買取netは、これまで不動産のトラブルに悩む多くの方々の解決策として利用されてきました。
あんしん買取netによる売却事例
①離婚後の自宅を高値で売却できた事例
離婚の際の財産分与で揉めており、弁護士から不動産あんしん相談室に相談がありました。 なかなか売却しづらい案件とのことでしたが、ご自宅を綺麗に片付けさせていただくことで、より高く、よりスムーズに売却することが出来ました。
②売れにくい場所にある自宅を希望価格で売却できた事例
弁護士さんからの紹介で、弊社独自のサービスを活用し、自宅を売却できた事例です。自宅は辺鄙なところにあり、下水道が入っていなかったり隣地境界線の問題もあり、数年前から売却をかけているものの売れていないという状況でした。そこで弊社スタッフが現地まで足を運んで条件を見極め、お客様にとって満足いく金額で売却することができました。
③他社の査定よりも高く売却できた事例
どうしても高く売りたかったが、他社での査定結果は満足する値段ではなく、不安がある中で査定のご相談がありました。結果、弊社独自の買取システムを活用し、ご相談者様の想像以上に高く売却することができました。
その他の売却事例は、こちらをご覧ください。
まとめ
「家を高く、早く売りたい」といっても、どれくらいの金額で売りたいのか、どれくらいの期間で売りたいのかによって、適した売却方法は異なります。数週間から1ヶ月ほど猶予があるのであれば、不動産あんしん相談室の「あんしん買取net」をご検討ください。「1日でも早く現金化したい」「どうにか住宅ローン残債以上で売りたい」という場合も、当相談室にご相談ください。当相談室による買取やローンが残っても売却できる方法をご提案させていただきます。
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