家の解体費用の相場はどれくらい？どんな項目にどんなお金がかかるのか一挙解説！

「家の解体費用がどれくらいかかるか分からない！」とお困りではありませんか？

家の解体には100万円単位の費用がかかることも少なくありませんが、家の大きさや必要な工事によって費用には差があります。

家の解体費用への補助金制度も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【構造別】解体費用の相場はどれくらい？

家の解体費は、基本的に「坪単価×広さ」で見積もられます。

たとえば解体費が「5万円/坪」で「30坪」の家を解体するとすれば、解体費は「150万円」となるということですね。

ただ解体費の坪単価は、解体業者によっても、そして家の構造によっても異なります。また人件費も都道府県によって変わってきますので、エリアによる相場の差もあるでしょう。

ここでお伝えするのは、ランダムに抽出した東京の解体業者5社の調査結果から算出した解体費用の目安です。

30坪の家であれば、木造「90万円～」、軽量鉄骨造「105万円～」、鉄骨造「108.9万円～」が目安となります。

家の「解体費用」の内訳は？

家の解体は「解体費」のみならず、次のような諸費用や付帯工事にかかる費用もかかります。

この他、解体のための重機が入れる道幅がなく、手作業での解体作業が増える場合や、地中埋蔵物が発見された場合では別途費用がかかります。

ほぼすべての解体工事にかかる諸費用の相場

上記のうち、ほとんどの解体でかかってくるのは「養生費」「廃棄物処理費」「重機回送費」「管理費」の4つの費用です。

4つの費用の相場は、上記の通り。廃棄物処理費に関しては、解体する家の自治体によって費用単価が異なり、家の規模等により廃棄物の量も大きく変わってきますので見積もりを取られたほうがいいでしょう。

家の解体費用に使える補助金

決して安くない家の解体費用ですが、自治体によっては解体費用の助成があり補助金が交付されます。

自治体によって補助金が交付される条件や金額は異なりますので、ここでは東京都と大阪府の自治体の例を出してみます。

東京都葛飾区

東京都葛飾区では、地震による住宅の被害を軽減するため、耐震のための改修や建て替え、除去の費用を助成しています。

（出典：葛飾区）

対象となる建物は上記の通り。耐震性を強化するための助成であるため、地震に対するリスクが高い家屋が対象となっていますね。

耐震診断については、葛飾区から無料で派遣してもらえます。

（出典：葛飾区）

助成費用は改修・建て替えで「160万円」かつ「費用の2/3」が上限となっています。

大阪府豊中市

続いて、大阪府の豊中市の例です。

豊中市の補助金助成の要件は「昭和56年5月31日以前に建築されたもの」のみ。対象エリアによって補助率に違いがあります。

（出典：豊中市）

補助率・補助上限額は次の通りです。

（出典：豊中市）

豊中市の適用要件は比較的緩めですが、エリアによって助成額に大きな差があることが特徴です。

まとめ

解体費用の相場をお伝えしましたが、費用は業者やエリアによって差があります。

また費用のみならず、解体業者の「質」もしっかり見て選定しなければ、思わぬトラブルが発生してしまうことも。

失敗しない解体業者の選び方！注意すべき3つのポイントとは？「家屋を解体する」というのは、人生のうちでそう何度も経験することではありません。 家屋の解体は「解体業者」に依頼しますが、どういう...

不動産あんしん相談室では解体業者のご紹介業務も行っており、入札制度で見積もりを提出し、一番信用できるかつ価格も適正な業者を選んでいただくことが可能です。

オンライン相談も実施しています

弊社では、LINEやZoom、FaceTime、メール、電話などあらゆるデバイス・アプリでご相談いただける体制を整えております。

まずは電話かメール、LINEでご連絡ください。初回相談は60分無料（その後30分毎に5,000円）

お申し込みは24時間受け付けておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。