共有名義不動産がトラブルになりやすい理由とは?
不動産を共有名義にする場合、一番多いケースは「相続」です。
理由は、相続の際、現預金などは分割しやすいのですが、マンション、家、土地などの不動産は価値を鑑定するのもひと手間かかり、尚かつ誰が処分するか、共有者の一人が住んでいる実家を売却できるのなど、様々な事柄について話し合いをしなければいけません。
また誰か一人が不動産を残したいけれど、それに代わる現金を用意できない場合など、家族・兄弟(姉妹)間でトラブルになりやすい傾向にあります。
複雑化する共有名義不動産トラブル
共有持分トラブルの中でよく起こる問題として、「親名義の不動産を相続した際に兄弟(姉妹)間で共有名義にしてしまうこと」で発生するものがあります。その共有不動産をそのままにしていると、トラブルになりかねません。
例えば、親の家ががもともと兄妹間で共有で、共有者のうち一人がなくなった場合、その共有持分が「次の相続人」に相続され共有者が増えてしまいます。
兄には、妻と子供(兄弟)がいたとします。仮に、兄が病気でなくなった場合に、妻と子供(兄弟)に相続が発生します。
例えば、兄の相続分のうち、妻50%、兄25%、弟25%の割合で相続したとしたら、妹の立場からすると、兄と2人だけだったのが、3人の相続人が増えたことになります。
共有者がさらに増えてしまう上、共有者同士が面識もないケースも多く、固定資産税を誰が支払うのかといった問題や利用方法について話し合いを重ねないといけません。
また、トラブルになりかねない不動産のため、処分も非常に難しくなります。
急増する共有名義不動産トラブル
親がいたこと頃は、まだ仲の良かった兄弟(姉妹)が、不動産の相続をすることになった時、不動産を売却することはせずに、
「とりあえず共有にしておこう」
と共有名義で所有したことが引き金になってしまい、今では口も聞かない関係性に…
親がなくなり、相続により残った兄弟(姉妹)で引き継いだ不動産、複数で共有状態にする「共有名義不動産」をめぐるトラブルが後を絶ちません。
- 共有者の同意を得られず「不動産を売りたくても売れない」
- 共有した不動産に住んでいる兄弟が賃料を払ってくれない。
- 私は、住んでないのに税金だけ払わされている。
- 妹たちが、共有名義の不動産を勝手に売りにだした。
- 兄弟(姉妹)が、分比率以上の権利を要求してきたので困っている。
共有名義不動産トラブルを解決する方法
共有持分トラブルは、共有者同士の主張はことなり、対立しがちのため、当人同士で解決することは困難な場合が多いのです。
そんなときは、不動産あんしん相談室®の専門家にご相談ください。お客様の状況をしっかりヒアリングしてアドバイスを行います。当相談室では共有持分トラブル解決にむけて、コンサルティング・セカンドオピニオン・買取・仲介が可能です。
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