離婚後、家の名義を子供に変更したい！ローンが残っている場合はどうすればいい？

離婚に伴い、財産分与によって家を子供名義にすることは可能です。しかし、住宅ローンが残っている場合はこの限りではありません。

本記事では、元夫名義の住宅ローンが残り、母子が住み続けている家の名義を子供に変更する方法を解説します。

住宅ローン名義を収入のない子供に変更することはできない

元夫名義の家を財産分与によって元妻名義、子供名義にすることはできます。ただし、住宅ローンが残っている場合は、住宅ローンの名義変更もしなければなりません。

しかし、住宅ローン名義を収入のない子供に変更することはできません。

住宅ローンの借り入れは金融機関との「契約」

お金を借り、長期にわたって返済していくというのは、金融機関と債務者であるローンの名義人との契約のうえで成り立っていることです。金融機関は、債務者が返済を続けていると信用したうえでお金を貸しています。

家の名義は比較的容易に変更できますが、ローン名義については原則的に変更はできません。まして、収入のない子供に変更することは不可能だと考えておきましょう。

“最終的に”子供の名義にすることを考える

就職前の子供に住宅ローン名義を変えることは、まずできません。しかし、夫名義の家に住む元妻に名義を変えることは不可能ではありません。

子供に名義変更する前に母親名義にするという選択肢

ローンの名義変更は原則的に不可であっても、元夫名義の家を元妻が住宅ローンを組んで買い取ることは可能です。親族間の不動産売買に融資をする金融機関は少ないですが、離婚後であれば選択肢は大幅に増えます。

不動産あんしん相談室では、勤続年数1年以下の離婚間もない女性に融資してくれる金融機関をご紹介したこともあります。

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正社員でなくとも融資してくれる金融機関も少なからずありますので、元妻が元夫から家を買い取ることも視野に入れて検討してみましょう。

すぐにローンが組めないときは「リースバック」という方法も

母親がすぐにローンを組めない場合は「リースバック」という方法もあります。

リースバックとは、売却後に不動産の買主から賃貸するという売り方です。つまり、元夫名義の家を不動産あんしん相談室が買い取り、当相談室が貸主、母子が借主として暮らしていただくということです。

リースバックは、将来的に買い戻しが可能。母親がローンを組めるようになったタイミングで、買い戻していただけます。

このようにお感じの方は、選択肢の1つとしてリースバックをご検討ください。

母から子への名義変更は相続で

母親から子供への名義変更する方法は、売買の他、相続や贈与といった選択肢があります。

相続であれば最もお子さんの負担が少ないため、当相談室では、元夫名義の家に住み、最終的には子供に名義を変更したいと考えている方には一旦、元夫から元妻へ名義変更し、その後、子供に相続する形をおすすめしています。

まとめ

離婚後、元夫名義の家に母子が住み続けるというケースは少なくありません。しかし、この状態を続けたくないと思っている方も少なくないというのが事実です。

不動産あんしん相談室では、皆さまにとって最も良い選択肢をご教示、ご提供させていただけるよう、リースバックや買い取り、任意売却などさまざまなサポートをさせていただいております。初回面談は、30分無料です。名義のこと、家のこと、将来のこと……なんでもお気軽にご相談ください。

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