リースバックを検討する方にとって、売却価格と同じくらい重要なのが、売却後に支払う家賃です。契約時の家賃なら無理なく払えても、将来値上げされれば老後の生活や家計に大きな影響が出る可能性があります。
結論からいうと、一般的なリースバックでは契約内容や再契約の条件によって家賃が変わる可能性があります。一方、不動産あんしん相談室が取り扱う普通賃貸借契約では、契約後の家賃値上げはありません。将来の住居費を予測しやすく、長く安心して住み続けられることを重視しています。
リースバックの家賃は値上げされる可能性がある
リースバックでは、自宅を売却した後、買主と賃貸借契約を結んで家賃を支払います。一般的な賃貸借契約では、次の事情により貸主から増額を求められる可能性があります。
- 周辺地域の家賃相場が上昇した
- 土地や建物の価格が上昇した
- 固定資産税などの負担が増えた
- 契約更新・再契約の時期を迎えた
- 物件の所有者や運営会社が変わった
- 契約書に家賃改定条項がある
ただし、貸主が通知しただけで、必ずその金額に変更されるとは限りません。契約内容、値上げの理由、周辺相場、当事者間の協議などを確認します。
不動産あんしん相談室の普通賃貸借契約は家賃値上げなし
不動産あんしん相談室では、リースバック後も安心して暮らしていただくため、普通賃貸借契約の家賃を値上げしない運用としています。
契約時に決めた家賃が将来上がらないため、毎月の住居費を予測しやすくなります。年金生活の方、定年後に収入増加の予定がない方、介護や教育費に備えたい方、長期間の居住を希望する方にとって大きな安心材料です。
なお、適用条件や契約の詳細は物件・審査内容によって異なるため、契約書と重要事項説明書でご確認ください。
家賃が変わる可能性がある主なタイミング
契約更新のとき
普通賃貸借契約では、更新時に家賃改定を申し入れられることがあります。ただし、更新を迎えただけで必ず上がるわけではありません。家賃改定条項や増額しない旨の取り決めを確認します。
定期建物賃貸借の再契約時
定期建物賃貸借は期間満了で終了します。住み続けるには新たな条件で再契約する必要があり、その際に以前より高い家賃を提示される可能性があります。「再契約可能」だけでなく、同じ家賃で再契約できるかまで確認しましょう。
所有者や運営会社が変わったとき
所有者変更だけで家賃が自動的に変わるわけではありませんが、新所有者から改定を求められる可能性はあります。「リースバック後に所有者が変わった場合の契約・家賃」もご覧ください。
普通賃貸借と定期建物賃貸借の違い
| 比較項目 | 普通賃貸借 | 定期建物賃貸借 |
|---|---|---|
| 期間満了後 | 原則として更新がある | 期間満了で終了 |
| 継続居住 | 比較的継続しやすい | 再契約できなければ退去 |
| 家賃変更 | 増額の申し入れを受ける可能性 | 再契約時に新家賃を提示される可能性 |
| 当相談室 | 普通賃貸借の家賃値上げなし | 個別条件を確認 |
契約期間・再契約・退去条件は「リースバックの契約期間は何年?」で詳しく解説しています。
家賃値上げの通知が届いたときの対処法
1.値上げの理由を書面で確認する
周辺相場、税負担、土地・建物価格、現在の家賃が決まった経緯など、具体的な根拠を確認します。
2.契約書の家賃改定条項を確認する
更新・再契約時の見直し、所有者変更後の扱い、増額しない期間などを確認します。口頭の説明だけでなく契約書への記載が重要です。
3.その場で同意書へ署名しない
変更契約書に署名すると、値上げに合意したと判断される可能性があります。不明点があれば専門家へ相談してください。
4.家賃の支払いを勝手に止めない
値上げに納得できなくても、支払い自体を止めるのは危険です。滞納として扱われ、契約解除や明渡し請求につながる可能性があります。「家賃を滞納した場合の流れと対処法」も確認してください。
契約前に家賃値上げを防ぐチェックポイント
- 普通賃貸借か定期建物賃貸借か
- 契約期間は何年か
- 家賃改定条項があるか
- 更新・再契約時に家賃が変わるか
- 管理費や保証料が追加されないか
- 所有者変更後も条件が維持されるか
- 長期的に支払える家賃か
- 買い戻し条件が書面化されているか
売却価格が高くても、家賃や初期費用が高ければ数年後に資金が不足する可能性があります。「家賃相場と計算方法」と「リースバックの初期費用」もあわせて確認しましょう。
リースバック会社の比較ポイント
| 確認項目 | 一般的な確認事項 | 不動産あんしん相談室 |
|---|---|---|
| 賃貸借契約 | 普通・定期を確認 | 普通賃貸借に対応 |
| 家賃改定 | 更新・再契約時の変更を確認 | 普通賃貸借の家賃値上げなし |
| 長期居住 | 再契約条件を確認 | 長く住み続けることを重視 |
| 相談体制 | 自社対応の範囲を確認 | 500名以上の専門家と連携 |
※実際の条件は各社・各契約によって異なります。
よくある質問
普通賃貸借なら家賃は絶対に上がりませんか?
一般的な普通賃貸借では、一定の事情により増額を求められる可能性があります。契約の名称だけでなく家賃改定条項を確認してください。不動産あんしん相談室が取り扱う普通賃貸借契約では、家賃を値上げしない運用です。
値上げを断ったら退去になりますか?
同意しなかっただけで直ちに退去が決まるとは限りません。ただし通知を無視したり、支払いを止めたりせず、早めに専門家へ相談してください。
定期建物賃貸借の再契約では家賃が上がりますか?
必ず上がるわけではありませんが、再契約は新しい条件で行われるため変更される可能性があります。
家賃が変わらなくても費用が増えることはありますか?
管理費、保証料、火災保険料、更新費用などが別途必要な場合があります。住居費の総額を確認してください。
家賃が変わらないリースバックで安心して住み続けたい方へ
リースバックで大切なのは、自宅を高く売ることだけではありません。売却後も無理なく家賃を払い、安心して住み続けられるかが重要です。
不動産あんしん相談室は創業18年以上、弁護士・司法書士など500名以上の専門家ネットワークと連携しています。当相談室の普通賃貸借契約では、契約後の家賃値上げはありません。他社から提示された条件のセカンドオピニオンも可能です。
※本記事は一般的な情報です。個別の賃貸借契約に関する判断は契約書や事実関係によって異なります。








