任意売却と一般的な不動産売却の違い

みなさんこんにちは、不動産コンサルタントの神田（@eco2009_earth）です。

ローンの支払いが厳しくなってきた、ローンが残っている自宅があるけど離婚したい、というお悩みで相談に来られる方へ「任意売却（にんばいきゃく）」をおすすめしているのですが、よく「普通の不動産売却とどう違うの？」という質問をいただきます。

実はローン残高によって、一般的な不動産売却ができない場合もあるのです。

一般の不動産売却と任意売却の違いについて

任意売却を知る前に、まずは一般の不動産の売却と任意売却に違いについてご説明します。

住宅ローンが残っているマイホームを売却したい場合、まずは現在のご自宅の価値を調べます。

その結果によって、一般的な不動産売却ができるかどうかが決まるのです。

自宅の売却額　＞　ローン残債

ローンの残金よりも自宅が高く売れる場合は、売却した価格でローンを返済できるので、一般的な不動産の売却が可能です。

https://anshin-soudan.net/underloan/

ローン残債　＞　自宅の売却額

しかし、自宅の売却価格よりもローン残金の方が多い場合は、不動産売買契約に「借金（残債）が残ってしまうような売買はできない」という決まりがあるため、一般的な売却はできません。

よって、不足分を用意できない時は任意売却という方法を選択することになります。

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任意売却とは

お金を借りた側（債務者）と貸している側（債権者）の間に仲介者が入り、不動産を競売にかけずに債務者・債権者・不動産の購入者がそれぞれ納得の行く価格で取引を成立させる売却方法です。

この仲介者として、当相談室がお客さまをサポートいたします。

通常、住宅ローンの返済が厳しくなってきた時、お金を貸してくれた金融機関は、所有者の不動産を差押えて「競売」にかけ、貸したお金を回収します。

競売になった不動産は市場価格の7割程度で売買されると言われています。

しかし任意売却の場合、競売と違って市場価格にもっとも近い価格での売却が可能です。

また物件を売却するにあたり必要な費用は売却代金からまかなうことが可能です。

滞納してしまった住宅ローンに加え、マンション管理費・修繕積立金・税金なども任意売却によって精算することができます。債権者との交渉次第では引越し費用を出して貰うことも可能です。

詳しくお知りになりたい方は

任意売却について漫画で解説！をご覧ください。

リースバックとは

リースバックとは、所有されているお家を一旦売却し、その後、その家を買い取ったオーナーと賃貸契約をして、今までと同様に住み続けることができる方法です。

売却先は当相談室が買い取る、もしくは第三者(不動産投資家など)が購入します。

引っ越しする必要がなく、そのまま住み続けられるため、このような理由がある方におすすめの方法です。